咳をしても一人シンドローム
最近「咳をしても一人」が、27歳女一人暮らしの生活にツッコんでくる。
お風呂の温度を間違って、60度近いお湯に片足を入れてリアクション芸人みたいなことをしても「咳をしても一人」と。
夜中、さしこみ痛に襲われて汗ダラダラになりながら薬を飲んでも「咳をしても一人」。
羽◯結弦さんの記者会見をみて「この人は本当にシラフなのか!?」とテレビの前で騒いでも「咳をしても一人」と。
アメトーク見てあははと笑っても「咳をしても一人」。
一人暮らしの寂しさを煽ってくる「咳をしても一人」。
多分今流行りのコロナウィルスに罹って、それこそ辛い咳をしていても「咳をしても一人」と冷たくツッコんでくるだろう。
五七五のルールから逸脱したこの自由俳句、「孤独」を異常レベルでダイレクトに伝えてくる。
しかも正岡子規の横顔付きで。「咳をしても一人」と、耳元で呟かれる。やめて
↑こんな感じ、うぜーーーー
寂しさを助長してくる「咳をしても一人」。最近は特に寒いし、仕事も始まって疲れていたりすると、もう最悪。「咳をしても一人」のパレード。
「咳をしても一人」の恐怖から、猫ちゃん飼いたいなあ、とか、もし今災害が起こったらこのまま私は一人で死んでいくんか!とか変なこと考えたりする。HPが残り少ないと良く起こる。(これはね、美味しいもの食べてたくさん寝れば直るんだけど)
でも良く考えてみたら、お風呂上がりで裸のままアイス食べたり、明け方までゲームして昼頃起きる生活は自分の中で充実しているなとも思う。これは「咳をしても一人」と共存しているからこそ感じる事ができるハッピーなのかなとも思う。
自由俳句でしょ、ちょっと付け加えるわ、
「咳をしても一人、けどけっこう楽しい」でどうでしょうか。
↑シッキーもニッコニコ!
ところで、
咳をしても一人の俳句ですが、
作者は正岡子規ではなく、尾崎放哉です。
今日は終わりー!